要約
-
スタートアップの起業家に向けた書籍
-
解像度とは
- 物事への理解度や物事を表現するときの精細さ、思考の明晰さ
- 6W3Hで簡潔に話せるか
-
解像度を深める4つの要素
-
解像度を上げるには
- 行動をすること(ユーザーインタビュー、現場にいく)
- 粘り強さ
- 型を意識する
-
深さの視点で解像度を上げる
- 課題の大きさ=価値の大きさなので深さは重要
- 内化(読む・聞く)と外化(書く・話す・発表する)を繰り返すことで解像度を高める
- 内化の有効な手段として、インタビューがある
- インタビューの注意点は事実を捉えること
- ユーザー自身は課題をわかっていない(患者が自身の病因をわかっていないのと同じ)
-
広さの視点で解像度を上げる
- 前提を疑う
- ゼロベース思考(そもそもこれでいいのか?)
- 10Xの問い・リフレーミング
- 視座を変える(高さ・位置)
学び
- 現場で課題の深掘りすることが、価値あるプロダクト作りにつながると思う。自分たちの想像で、「この機能追加したら、使いやすくなりそう」みたいな思考は危険。現場の状況・課題を深め、仮説構築してから、解決策(機能開発)が生まれる。
感想
- 起業家向けではあるが、プロダクト開発するエンジニアとしても学びが多い
- 自分がどこに強みを持つかを4つの観点から考えるきっかけになった
- 4視点とあるが、「深さ」に焦点を当てた印象はある